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汗でも落ちないベースメイク術|舞台ファンデの選び方と塗り方

3分で読めます

バレエの舞台は、強い照明・汗・激しい動きによってメイクが崩れやすい環境。
特に**ベースメイク(ファンデーション)**は、崩れると一気に顔の印象がぼやけてしまうため、正しい選び方と塗り方が重要です。

ここでは、汗でも落ちない舞台用ベースメイクのコツを初心者でも分かるように解説します。

舞台ベースメイクのポイントは「耐久性 × カバー力 × 固定力」

強い照明でも飛ばない肌が必要

舞台は客席との距離があるため、
・肌を明るく
・凹凸や影を消す
・ツヤよりマット
に仕上げるのが基本。

とにかく“落ちにくさ”が最優先

汗・皮脂・摩擦に耐えるため、
ウォータープルーフ・ロングラスティング・高密着
の3つを満たすファンデが舞台向きです。

舞台ファンデーションの選び方

① リキッドより「クリームファンデ」が最強

・密着力が高い
・カバー力が強い
・光に飛びにくい

舞台ではクリームタイプが一番安定します。

② 色は“ワントーン明るめ”が基本

照明で顔が白く飛ぶため、
普段より1段階明るいカラーを選ぶのが舞台メイクのセオリー。

③ マット仕上げの質感が最適

テカリが強いと照明に反射して顔がテカテカに見えるため、
セミマット〜マットが舞台でもっとも綺麗です。

④ ウォータープルーフ・汗皮脂耐性の表示をチェック

・ロングラスティング
・ウォータープルーフ
・スマッジプルーフ
これらの表記があるか確認。

汗でも落ちないベースメイクの塗り方(手順)

① スキンケアを最小限に(油分は大敵)

乳液・クリームを塗りすぎると崩れやすくなります。
・化粧水 → 乳液は薄め
・Tゾーンは特に油分控えめ
が鉄則。

② プライマーで毛穴と皮脂をコントロール

舞台では皮脂崩れ防止タイプの下地が最適。
特にTゾーンにしっかり仕込むと持ちが変わります。

③ コントロールカラーで赤み・くすみを補正

・赤み→グリーン
・くすみ→ラベンダー
・血色不足→ピンク
補正を入れるだけでファンデの厚塗りを防ぎ、崩れにくくなります。

④ クリームファンデを“薄く・広く・均一に”

厚塗りは崩れの原因。
スポンジやパフで薄く叩き込むようにつけるのがコツ。

⑤ クマ・シミは部分的にコンシーラーで隠す

ベースは薄く、細かい部分はコンシーラーで補強。
これが舞台でも崩れにくい黄金バランス。

⑥ パウダーでしっかり固定(特にTゾーン)

仕上げのパウダーは必須。
・マットタイプ
・粒子の細かいもの
を“しっかりめ”にのせると固定力がUP。

⑦ フィックススプレーで全体をコート

最後にフィックススプレーを吹きかけると、
汗・蒸気・照明熱にも耐えるベースが完成。

舞台ベースメイクでよくある失敗と対策

厚塗りして崩れる

→ コントロールカラーとコンシーラーで “部分補正” する

テカリが強い

→ 下地を皮脂崩れ防止タイプに変更
→ 仕上げパウダーを多めに

白浮きしてしまう

→ 首・デコルテも軽くファンデをのせる
→ トーンアップしすぎていないか確認

まとめ

汗に強く崩れない舞台ベースメイクの鍵は、
薄く密着 × マット仕上げ × しっかり固定

✔ スキンケアは最小限で油分オフ
✔ 皮脂崩れ防止下地を使う
✔ クリームファンデを薄く叩き込む
✔ パウダーとフィックススプレーで固定
✔ ワントーン明るい色で照明負けしない肌に

このステップを守るだけで、汗をかいても“落ちないベースメイク”が作れます。

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