バレエの舞台では、汗・涙・強い照明によってアイラインがにじみやすく、終演後には“パンダ目”になってしまうことも…。
ここでは、舞台で落ちないアイラインの選び方と、にじみにくい引き方のコツをわかりやすく解説します。
舞台用アイライナーの選び方
ウォータープルーフ + スマッジプルーフは必須
汗・涙・皮脂に強い W耐久タイプが舞台には最適。
・ウォータープルーフ(汗・涙に強い)
・スマッジプルーフ(こすれに強い)
この両方が揃うと格段に落ちにくくなります。
リキッドタイプが舞台向け
ペンシルは柔らかくにじみやすいので、基本は リキッドタイプがおすすめ。
舞台では太めでくっきりとしたラインが必要なため、筆先が細くコシのあるものを選ぶと◎。
速乾タイプだとヨレにくい
速乾性が高いアイライナーは、塗ってから瞬きしてもまぶたに移りにくいので、リハーサルでも安心。
黒は「マットブラック」が基本
照明で飛ばされないよう、艶のないマットブラックを選ぶと目力がしっかり出ます。
舞台でにじまないアイラインの引き方
まぶたの油分をオフする
にじみの多くは油分が原因。
・皮脂取りシートで軽く押さえる
・フェイスパウダーを薄くのせる
この下準備で持ちが大きく変わります。
まずは「まつげの生え際」を埋める
いきなり太いラインを引くのではなく、
生え際の隙間を埋めてベースラインを作ると、上から引くラインがにじみにくくなり、目が大きく見えます。
舞台は「太め+長め」が基本
遠くの客席からも目がハッキリ見えるよう、普段メイクより2~3倍太くしてOK。
目尻は 5~7mm長め&やや上げ気味 にすると舞台映えします。
乾くまで目を閉じる
塗った直後に瞬きすると上まぶたに転写されるので、数秒目を閉じて乾かす時間を作るのがポイント。
上から黒のアイシャドウで固定
アイライナーを引いた後に、
細い筆で黒のアイシャドウを重ねて“スタンプ”すると、にじみ防止力が大幅アップします。
舞台アイラインが落ちないための仕上げテク
フィックススプレーで耐久度UP
メイク全体にフィックススプレーを吹きかけると、汗をかいても落ちにくくなります。
下まぶたは描きすぎない
下まぶたに濃くラインを引くとパンダ目になりやすいため、
・黒ではなく濃いブラウンのシャドウを細く
・涙袋“全体”には引かない
これが初心者でも崩れにくいポイント。
まとめ
舞台アイラインのキーワードは、
「耐久性 × 下準備 × 固定」。
✔ ウォータープルーフ+スマッジプルーフのリキッドを選ぶ
✔ 油分オフ → 生え際を埋める → 太めに引く
✔ 上から黒シャドウで固定
✔ フィックススプレーで仕上げ
この流れを押さえるだけで、にじみにくく、照明に負けない強い目元を作れます。