上品に、でもしっかり舞台映えする大人のためのメイクガイド
バレエ発表会やスタジオパフォーマンスで、
「濃すぎる舞台メイクには抵抗がある…」
「できれば自然に、でも照明に負けない顔にしたい」
という大人バレエさんはとても多いです。
この記事では、大人が美しく見える“ナチュラル舞台メイク”のポイントを、
必要な道具・手順・照明映えのコツまで完全ガイドでまとめました。
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■ なぜ“大人はナチュラル舞台メイク”が向いているのか？
大人バレエは、子どもよりも
- 顔の骨格がはっきりしている
- 目元が落ち着いて見える
- 芸術性や上品さを重視することが多い
ため、濃く塗りすぎると逆に老けて見えたり、硬い印象になりやすいです。
そこで理想なのが
✨「普段のメイクよりくっきり」
✨「舞台メイクより自然」
の“ちょうどいいライン”を狙ったメイク。
■ 大人バレエ向け《必要な道具》まとめ
ベース
- 化粧下地（皮脂崩れ防止）
- リキッド or クリームファンデ（薄膜タイプ）
- コンシーラー
- ルースパウダー（透明感の出るタイプ）
目元
- アイシャドウ（ベージュ・ブラウン・ローズブラウン）
- ペンシルアイライナー
- リキッドアイライナー（仕上げ用）
- マスカラ（ロングタイプ）
眉・チーク・リップ
- アイブロウパウダー
- チーク（大人はローズ・ベージュが自然）
- リップ（ローズ・赤みベージュ）
■ 《ナチュラルなのに照明映えする》舞台メイクの手順
① 下地：皮脂くずれ防止で“照明のテカリ”対策
Tゾーンはしっかり、頬は軽く。
テカリは舞台で老けて見える原因の一つです。
② ファンデ：厚塗りしない“薄膜仕上げ”が大人向け
大人の肌は重ねるほど皺が目立つため、
スポンジで薄く均一に伸ばすのがポイント。
必要な部分（赤み・クマ）だけコンシーラーで補正。
③ パウダー：マットすぎない“セミマット”
完全にマットにすると固い印象になるため、
自然な質感が残るパウダーがおすすめ。
④ シェーディング：頬骨とフェイスラインだけ
大人は影を入れすぎると老け見え。
最低限、
- 頬骨下
- フェイスライン
に軽く入れて輪郭を整えます。
⑤ アイシャドウ：自然に盛れる“明暗のグラデ”
大人バレエの舞台では、
ブラウン系 or ローズブラウン系の3段階グラデが最も自然で美しいです。
具体的には：
- 明るいベージュ → まぶた全体
- 中間色ブラウン → 二重幅より少し広め
- 濃いブラウン → 黒目上〜目尻にかけて細く
照明で色が飛ぶので、
“普段より少し濃い”がちょうどいい。
⑥ アイライン：太すぎない“横に広げる”ライン
ナチュラルメイクで最も差が出るポイント。
- まつ毛のすき間を埋めるようにペンシル
- 仕上げにリキッドで目尻だけスッと伸ばす
（5mm以内が大人には上品）
下まぶたは黒ではなく、ブラウンで薄く影を足す程度。
⑦ マスカラ：ロングタイプで“縦のライン”を強調
ボリュームよりロングの方が
照明の中で線がきれいに出る＝大人のまつげに合う。
⑧ 眉：強すぎない“ふわっと長め”
舞台では眉が短いと顔が小さく見えすぎるため、
普段より“5mm長め”が黄金バランス。
太さは自然に、端だけ少し濃く。
⑨ チーク：大人は“横長に・控えめ”がきれい
頬骨の少し上に、
横長にスッと薄く。
丸く入れると子どもっぽくなるため、大人はNG。
⑩ リップ：色味は“ローズ or 落ち着いた赤”
照明で薄く見えやすいので普段より “やや濃い程度”が自然。
ツヤは控えめでOK（光りすぎると老け見えの原因）。
■ 大人バレエが舞台で“自然に盛れる”5つのコツ
① 照明を想定した“2m離れた鏡チェック”
近くで完璧でも、遠くからだとぼんやり見える場合があります。
② コントラストを作る（濃淡のメリハリ）
目元・眉・チークの濃淡をしっかりつけると
ナチュラルでも存在感アップ。
③ ハイライトは使いすぎない
大人は光が多いと影が悪目立ちするため、
鼻筋のごく少量で十分。
④ 目尻の角度で“雰囲気が決まる”
- 上げすぎ → キツく見える
- 平行気味 → 上品
- 少し下げる → 優しい印象
踊る役柄で調整すると◎。
⑤ メイクキープスプレーは必須
汗・皮脂で崩れると、せっかくのナチュラル感が消えてしまいます。