バレエの舞台当日は、子どもはもちろん、サポートする“バレエママ”にとっても一大イベント。
しかしよくあるのが、
- 衣装のほつれ
- 髪飾りの落下
- スカートのズレ
- チュチュの形崩れ
- タイツの伝線
などの“衣装トラブル”。
どれも舞台の直前に起こりがちで、「え、今!?」と焦ることも多いものです。
そこで今回は、バレエママが舞台当日に持っておくことでトラブルを一気に防げる
“リアルに使える持ち物リスト”を完全版としてまとめました!
1. 裁縫・固定のための必須アイテム
バレエ衣装は繊細。ちょっとしたほつれやパーツの緩みは本番前でも起こります。
✔ 安全ピン(大小)
スカート・肩紐・花飾りの仮固定に必須。
最も使用頻度が高いアイテムです。
✔ 衣装用の糸・針セット
色は「白・黒・ベージュ」があればほぼ対応可能。
✔ 裁縫用のハサミ
糸を切る用の小さめタイプが便利。
✔ グルーガンまたは布用ボンド
髪飾りや装飾パーツが取れたときの“応急処置”に。
✔ 透明な糸(テグス)
スカートの形崩れや装飾パーツの固定に万能。
2. 衣装を綺麗に保つケア用品
舞台に立つと照明で細部がよく見えるため、細かなケアで印象が大きく変わります。
✔ しわ取りスプレー
リハーサル後の衣装のシワに大活躍。
✔ コロコロ(粘着クリーナー)
白いタイツや黒い衣装についたホコリ・糸くずを除去。
✔ 服用スチーマー(簡易タイプ)
軽くて持ち運びやすいものが◎。
✔ ミニアイロン
チュール部分はNGですが、布地の衣装に効果的。
3. ヘアセット関連の持ち物
発表会は“本番直前に直すパターン”が多いので、忘れずに準備を。
✔ Uピン・アメピン大量
とにかく数が必要。ケースに入れておくと便利。
✔ ヘアゴム(予備)
本番直前に切れることがよくあります。
✔ ヘアネット(色は髪に合わせる)
まとめ髪の必須アイテム。
✔ ハードスプレー
本番中に髪が落ちにくくなります。
✔ 前髪・後れ毛用ワックス
細かい毛が出ないように。
✔ ブラシ・櫛
舞台前の直しに。
4. タイツ・シューズの予備
これを忘れるとトラブル時に“詰みます”。
✔ バレエタイツ(新品1〜2枚)
伝線はよく起こるため必須。
✔ トウシューズまたはバレエシューズ(予備)
リボンがほどけたり、突発的な破損に備えて。
✔ シューズ用のリボン&ゴム
切れることがあるので予備を。
✔ シューズの滑り止め(松ヤニ)
床が滑りやすいホールも多いです。
5. メイクの予備・お直し道具
リハや舞台袖で崩れやすいため、最小限のセットが必要。
✔ 大きめのメイクブラシ(フェイス用)
汗で崩れた粉を整える。
✔ パウダーファンデ or フェイスパウダー
テカりを防止。
✔ アイライン・チークなど基本一式
落ちた部分だけサッと直せるように。
✔ メイク落としシート(部分用)
はみ出したラインの修正に。
✔ 綿棒・ティッシュ
細かい修正に欠かせません。
6. 緊急時に役立つ“万能セット”
✔ 小型ライト(スマホでOK)
舞台袖は真っ暗なので、落としたピンを探す時などに重宝。
✔ 小型救急セット(絆創膏・消毒など)
靴擦れや軽いケガの応急処置。
✔ 汗拭きタオル
メイク直しにも使える柔らかいものがおすすめ。
✔ 携帯ミラー
舞台袖での最終チェック用。
✔ ジップロック/小分けポーチ
アクセサリーやピンを整理しておくと混乱しにくい。
7. 子どもの集中が切れないための持ち物
舞台までの待ち時間が長くなることが多いため、「落ち着く工夫」も大事。
✔ スナック(食べかすの出ないもの)
・ゼリー、
・スティック状のおやつ
・一口チョコ
などがおすすめ。
✔ 飲み物(こぼれにくいボトル)
✔ 小さめの暇つぶしアイテム
・塗り絵
・本
・折り紙
など“音がしないもの”限定。
8. バレエママ自身のための持ち物
舞台は長丁場なので、ママの体調管理も大切。
✔ スニーカー(移動が多い)
ヒールだと疲労が溜まるのでNG。
✔ 充電器(モバイルバッテリー)
✔ 水分&軽食
サポートで食べるタイミングを逃しがち。
9. まとめ:準備できるママは強い!
舞台の日は“予想外のことが必ず起きる”といっても過言ではありません。
しかし、今回のリストを揃えておけば、
- ほつれても直せる
- 髪飾りが落ちても固定できる
- メイクが崩れても対応できる
- 子どもの集中も保てる
と、一気に安心度が上がります。
バレエママが“舞台の影のヒロイン”と言われるのは、
こんな細やかなサポートがあるからこそ。
お子さんの晴れ舞台が、最高の思い出になりますように。